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ハードロックナット : ハードロック工業
最終更新日 2010/08/10
安全は威力!ゆるみ止めナットの決定版
ずらりと並ぶ、ハードロックナット。
お、大きさは問わず、用途に
合わせた製品がずらりと並んでいます。
鉄道、高速道路、橋、建築、原子力発電所。
これらに共通するもの。それは、“安全でなければならない”ということ。
“安全”を影で支える、重要個所での縁の下の力持ち。
それを担っているのが、この『ハードロックナット』です。
遡ること30年前。この商品は、この世に誕生しました。
以来、一度も「はずれた」「緩んだ」という声はありません。
その振動に対する強度は、アメリカのNASA(米航空宇宙局)使用の、
※振動テストでも証明されています。
【特徴】
1.抜群の緩み止め効果。
2.※ボルトの中間位置でも完全に固定が可能。
3.繰返し使用が可能。
4.ハードロック独特のクサビ構造がそれを可能にしました。
5.スパナ1本で作業ができ、簡単良好。
6.大幅なコスト削減に貢献。
安全性の追求から誕生した、『ハードロックナット』。
今後とも、見えないところで、その威力を発揮し、広く社会の安全を守り続けます。
あなたの気付かないところで、私たちの技術は生かされています。
※振動テスト
アメリカのNAS3350規格試験において、約1020秒(17分)という記録を出している。他と比べると、約10倍近い耐久時間を保証されています。
※ボルト
使用するボルトは一般の市販ボルトをお使い下さい。
安全を影で支える立役者~300km/hを可能にするナット開発ストーリー
代表取締役社長
若林 克彦 / Katsuhiko Wakabayashi
1933年9月9日生まれ。少年時代から、モノづくりに対する好奇心が旺盛だった。大阪工業大学を卒業後、バルブメーカーに就職。設計技師として働くが、展示会での出会いで、28歳にして起業した。
幼少時代から、モノづくりに対する興味があった若林は、
大学卒業後、某バルブメーカーの設計を行っていた。
27歳の時に行った‘国際見本市’(展示会)での「戻り止めナット」が
彼の開発者としての魂を奮い立たせるきっかけとなった。
その時手に取った戻り止めナットは、構造が複雑な分、コストも高値で
表示されていた。
「もっと簡単に安く、できないのか?」
好奇心旺盛の若林は、自らでナットを作り出すべく、会社を起こしたのだった。
【好奇心を駆り立てた、一つのナット。】
1961年。サラリーマンとしての5年が経ったとき、若林は大阪で開催されていた
「国際見本市」に足を運んでいた。
国内外の新商品が集まる展示会で、若林も資料や、ネジの見本など
持っている袋に詰め込んで帰った。
その中の一つに、今のハードロックナットの原点である、‘戻り止めナット’が入っていたのだった。
それは、若林の目をくぎ付けにした。
「面白い。これをもっと簡単な構造にできやしないか。」
複雑な構造ゆえ、とても高価な値段がつけられていたそのナットを
若林は、自ら分解をし始めたのだった。
分解し、構造を理解すると、1時間後には、戻り止めナットに
応用を加えた商品を作り上げたのだった。
それを、「Uナット」と名付け、同時に会社を立ち上げ、
若林は販売を開始していくのだった。
自分のアイデアを信じ、弱冠28歳の若さでの新たな挑戦が始まったのだった。
【ユーザーの声こそが、製品を育てる!】
若林たちが手にした‘Uナット’は、当時では画期的なものだった。
見本市で出会った、ナットの緩みを防ぐ「戻り止めナット」は、
ステンレス製の針金を留め金にし、ナットを緩むのを防いでいた。
そこで、高価なステンレスの針金の代わりに板バネという材料を使い、
ねじの緩みを防いだのが、‘Uナット’であった。
開発することに自信のあった、若林たちは、ねじを扱う問屋への営業を始めた。
「こんなおもちゃみたいなんは、売られへんわ。帰ってかぁ。」
世になかった製品ということもあり簡単に、受け入れられない日々が続いた。
しかし、商品への自信から、若林たちは諦めなかった。
「問屋の人は使わずに判断してしまう。実際に使ってもらえれば分かる。
ナットを使う人たちに、直接Uナットを知ってもらわなければ。」
問屋に見切りをつけ、
直接ユーザー
に売っていくという戦略に切り替えた。
「既存のナットがなくなれば、使ってください。使ってもらえれば、分かります。」
1年間もの間、
無料サンプル
を若林たちは配り歩いた。
その愚直な姿が実を結び、1箱、また1箱と少しずつ注文が増えていったのだった。
【継続は力なり。売り続けることで広がっていく市場】
Uナットが売れ始めて、3年が経てども売上は黒字にはならなかった。
しかし、若林は使ってくれるお客さんの
「このねじは、ええなぁ。」
という言葉によって後押しされ、諦めずに販売を続けていた。
ちょうどその頃、Uナットの販売協力に名乗りをあげる会社がでてき、
全国販売に乗り出すこととなった。
製造協力の会社への技術伝承等を行い、4年目にして始めて経営を黒字に変えたのだった。
「新製品には自力がないので、しっかり支えないと倒れる。
一人前になるまで、エネルギーを補給し続けること。楽あれば苦ありだ!」
と、当時を振り返って若林は語った。
絶対に諦めないという思いが製品に伝わり、使う人々に伝わっていったのだった。
【新たなる挑戦。夢のナット開発へ】
Uナットの成功は同時に、若林たちに次なるステップを用意することになった。
“緩まないナット”という位置づけのUナットだが、どんなに強い衝撃や振動にも耐えられるというわけではなかった。
売れれば売れるほど、ユーザーからのクレームが続く日々。
そこで、若林は思ったのだった。
「絶対に、何があっても緩まないナットを開発しなければ。どんなところにも
安心して使ってもらえるものを…。」
絶対に緩まない『夢のナット』開発に若林は没頭したのだった。
そこで生まれたのが、“ハードロックナット”である。
ヒントは、神社の楔(くさび)であった。
神社にある鳥居に使われている、モノとモノが離れないようにしている構造に着眼したのだ。
原理は単純だが、驚異的な威力をはっきする“楔(くさび)”こそが、ハードロックナットの
原点になった。
1974年。「ハードロック工業」を設立し、新たなスタートを切ったのだった。
【安全は威力。生活の安全を影で支える存在。】
「1974年以降、クレームは一切ない!」
と、若林は笑顔でハードロックナットへの自信を語った。
現在、ハードロックナットは、新幹線、高速道路、橋、一般車両、輸送機器、造船、原子力発電所…
“緩むことを許されない場所”でその威力を発揮している。
この信頼を勝ち得たからこそ言える、
【安全は威力】
という言葉。
その裏には、諦めずに継続して販売していった
若林の技術者としての、商品への自信と誇りがあったのだった。
生活の安全を追求した、若林の商品開発はとどまるところを知らないのであった。
ハードロックナットの威力は、国内だけでなく、
2003年には台湾高速鉄道、英国国鉄への導入など海外からも評価されている。それは、特許登録50件という数にも表れている。
また、この業界では珍しく、平成15年にはグッドデザイン賞を受賞している。
「商品開発において、満足は敵です。だからこそ、これからも
よりよい商品開発をしていきたい。」
と、現在74歳の若林は更なる挑戦へと目を向け、開発を進めていくようだ。
世界の安全を守るという使命感がこれからも挑人、若林を突き動かす。
その旅に終わりはない-。
迫力のあるハードロックナットと。
“蒸気機関車”が結ぶ世界の安全~「人生はたらいの水」
毎朝、社員の方全員で読んでおられる、
会社の基本理念です。
こちらが、部屋一面に敷き詰められている
蒸気機関車のお部屋です。
幼少時代を思い出します。
「クレームが来るたびにひやひやしていたんです。(笑)」
と、若林社長は開発当時のことを笑顔でお話して下さいました。
そんな社長の座右の銘…「人生は、たらいの水」
≪たらいの水を、自分の方に向かってかくと、水はすり抜けて逃げようとするが、向こうに押しやると、水は自然に自分のところに回ってくる。人に喜びを与えれば、喜びは自分に返ってくるという≫
使ってくれるユーザーの方への安全を考え開発した
“ハードロックナット”が、創業以来30年間ノークレームと
語ってくれる若林社長からは、開発者としての情熱を感じました。
このハードロックナットの威力は海外からも注目されていて、
毎年、多くの外国の方が会社を訪れるそうです。
お伺いし、お話をお聞きした際にも、ホワイトボードにて
Uナット、楔の原理等、分かりやすくお話して下さいました。
そんな外国の方をも魅了するのは、そのハードロックナットの
説明だけではありません。
若林社長の趣味にあります。
それは、本社から少し離れた会社の一室にあります。
全長80メートル、幅5インチの高軌道レールを部屋に敷き、
実際に人を乗せ走っている、
蒸気機関車
です。
自分自身も今までずっと走り続けているからこそ、
この蒸気を吹き上げ走り続ける蒸気機関車に愛着を感じられるそうです。
このユニークな取り組みが、海外からのお客さんの心を和まし、
ビジネスに繋がっていくことも少なくないそうです。
開発すること、モノを作る楽しさを全身で語って頂き、
私も大変元気を頂きました。
本当にありがとうございました。
会社名
ハードロック工業株式会社
URL
http://www.hardlock.co.jp/index.php
設立
1974/4/1
代表者
若林克彦
資本金
1600万円
商品分類
素材 - 鉄鋼・金属・非鉄金属
従業員数
36 名
事業所
大阪府東大阪市川俣1丁目6-24
お問い合わせ先
代表取締役社長 : 若林 克彦
お問い合わせ電話番号
06-6784-1131
お問い合わせ FAX 番号
06-6784-1161
経営理念
基本理念
1.心豊かな創造性を磨き、無から有を生みだし進展させる。
2.アイデアの開発を通じ、人と企業と産業社会の発展に貢献する。
3.この社会は我が社の為の道場であり見るもの触れるもの全て我が師である。
主な事業
HLN(ハードロックナット)
HLB(ハードロックベアリングナット)
SLN(スペースロックナット)
HLS(ハードロックピンロックボルト)
HL-P(ハードロックピンロックボルト)
SLB(スペースロックベアリングナット)
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