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「CROCO(クロコ)」 : 長谷川工業
最終更新日 2010/08/10
すべてのプロフェッショナルへ、魅せるブラック
2008年4月に販売開始された「CROCO(クロコ)」
2008年にロゴマークを一新。
脚立と聞くと・・・
銀色のものを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?

ブランドショップやフォトスタジオでも脚立は必需品なのです。

しかし、
銀色の脚立は光を反射するためスタジオではわざわざ黒スプレーを塗っていました。また、ブランドショップなどは、銀色の脚立では空間に違和感があり、高いところのものを取る時は、別のものを踏み台にしていました。

そこで登場したのが、「CROCO(クロコ)」です。

商品特徴
・アルミサッシなどに使用されている耐食性や耐摩耗性に優れた「カラーアルマイト」を採用
・ステップ幅は従来の41mmから50mmへと疲れにくい幅広ステップを採用
・簡単にたためる中折れ式開き止めを採用
・ハシゴとしても使用可能

現在、某ブランドショップや東京のフォトスタジオでもご使用して頂いています。

あらゆる空間に溶け込む控えめな存在感。

こだわる人へ。

ぜひ、「CROCO」はいかがですか?
※今ならもれなく「CROCO」キューピーを差し上げます。

物置からの脱出~空間に溶け込む“脚立”を目指せ!
マーケティング本部
1969年10月29日生まれ。トステム㈱で6年営業した後、ソニー生命保険会社でライフプランナーをする。生命保険会社では、「お客様のためになる」と一生の仕事と思うが、父の一言で長谷川工業への想いが使命へと変わり、2005年に長谷川工業入社。生命保険会社で培った提案型の営業が現在の仕事に活かされている。
長谷川工業はそんな脚立業界の創業50年のリーディングカンパニーである。
国際化の進展で海外から安価な商品が大量に流入。そして、日本国内では激烈な価格競争。
中国からの安い商品が輸入されるようになり、国内企業は商品を差別化するために付加価値の創造を求められた。
しかし、脚立業界は、従来のやり方で商品を販売していた。

この状況に待ったをかけた男がいた。
その男こそ長谷川義高だ。長谷川工業のブランド力を高めるため挑人・長谷川の挑戦が始まる。
【入社の動機「恩返し」-まずはルート営業からのスタート】
「もどってこい」
長谷川が35歳の時、長谷川工業現会長の父からの声掛けがあったが、一度断わるのであった。
生命保険会社で働いていた長谷川は現状に満足していたのだった。
「お客様のためになる」ライフプランナーとしての仕事。
長谷川にとって一生の仕事だと思っていた。

しかし、断った後も長谷川は悩んでいた。
「生命保険会社で働くのは楽しい」
「でも、自分が大きくなったのは、両親のおかげ」
「そして、この長谷川工業の社員のおかげだ」
「皆に恩返しをしよう」
長谷川は日々長谷川工業への想いを募らせるのであった。
今から思えばそれが宿命だったと長谷川は語る。

そして、2005年、長谷川は長谷川工業に入社することを決めるのであった。
最初は脚立業界の現状を把握するため、『ルート営業』から始めた。
【マーケティング部設立-付加価値をつけて差別化を図る】
長谷川は、最初愕然とする。

中国からの輸入で価格競争。原材料であるアルミの高騰。
売上が確保できても利益が上がらない。

「何とかして、脚立業界でも高付加価値をつけて“差別化”する必要がある」と直観的に思った。

しかし、当時の長谷川工業は、新たなものを生み出す文化ではなかった。
長谷川工業は創業50年の脚立のトップメーカーである。
社員はそれに誇りを持って働いていた。
脚立業界全体も従来の「安全」「品質」に徹して、“いいもの”を創ることに注力していた。

この現状を目の当たりにし、
「昔のやり方から変わっていない。他業界に比べて遅れている!」と思った。
次の瞬間、「ということは、伸び代が大きいということだ」
すぐに気持ちを切り替えた。
「たかが脚立、されど脚立!付加価値つけて“差別化”していこう!!!」
と決断し動き出したのだ。

2007年1月に『マーケティング本部』を新設する。

経営学者のピーター・ドラッガー氏の有名な言葉に
「マーケティングの究極の目標は、セリング(売り込み)を不要にすることだ」がある。
長谷川も、価格競争の波に押され売り込み合戦になり、業界がじり貧になることだけは避けたかったに違いない。
【ネタ帳からできた商品-空間演出「CROCO」誕生秘話】
長谷川は1週間に1回を社内でフィーディスカッションの場を創った。
 ・世の中で話題になっているもの
 ・面白いと感じるもの
 ・実際に売れているもの…
そんな商品やサービスを部員に集めさせた。
そして、その資料集を“ネタ帳”と名付けた。

ネタ帳を紐解くと、何点かの共通点があった。

売れている商品に“男”や“黒”を想起させるものが多かった。
2007年問題とも言われる“団塊の世代”※の退職に伴う【一大消費市場】を狙っているのかもしれない。
(※第二次世界大戦直後の日本において1947年から1949年第一次ベビーブームで生まれた世代)

長谷川は、ここに面白さを見出した。
「一本気を持つ漢」
「言葉少なに行動で示す」
「職人=男の中の男=黒」
そんなイメージは、普段脚立を使用して頂いている“プロフェッショナル”“職人”にも当てはまる。
「黒の脚立にしよう!」

次に、ネーミングを考える。
目立たず舞台を蔭から支える歌舞伎の黒子。
何かする人に対して、目立たずにサポートする脚立。
「イメージにぴったりだ!」
影の立役者・黒子。長谷川は商品名をその名にちなんで「CROCO(クロコ)」にしたのだった。

こうして、2007年「CROCO(クロコ)」が誕生する。
【空間に溶け込む“脚立”~新市場を開拓する】
【限定100台!普通の脚立の約4倍の値段】

「本当に売れるのか?」
通常で考えると、“黒は傷がつくと目立つ”と敬遠されてきた。
社内で疑問の声があがるもの当然だった。
結果は、そんな声を払拭するかのように、なんと2週間で売り切ったのだ。

「評判がいい」
うれしいが何が起こっているのか。
購入して頂いた方々の声【お客様の声】を聴いていった。

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■カメラマンの方
「今までは、アルミの脚立を黒に塗って使っていた(笑)
撮影は反射が厳禁なんです…。ましてや葬儀の取材などもありますし」
■ホテルマンの方
「ホテルの備品には、脚立が必需品。
しかし空間にマッチしなかったんですよ。黒は空間に溶け込み違和感がありません」
■有名ブランドショップの方
「脚立はバックヤードにあるものだった。
でも、「CROCO(クロコ)」は、ショップにおいても違和感がない」
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「需要がある。やろう!」
長谷川は、2008年4月に「CROCO(クロコ)」の定番化を決める。
目標を2倍の200台/月に設定した。実際は約400台/月売れた。
デザインが斬新と評判も良く、問い合わせも多く入るようになった。

まさに、“脚立”が隠れていた存在・見えない存在から、表にでた瞬間だった。
同時に、デザイン力で[hasegawa]ブランドが新市場に浸透したのだった。新しい流れだ。
【成功の法則:ブランドによる差別化・高付加価値化=製品力+デザイン+面白いもの】
長谷川は、今回の取組を振り返り強調することがある。

「うちは50年の歴史と実績があり、製品力つまり安全面も含めた品質面がしっかりしているからできた。
あとは、デザイン面や世の中で話題になっているもの・面白いものなどを組み合わせていっただけ」
と自嘲気味に語る。

【ブランドによる差別化・高付加価値化=製品力+デザイン+面白いもの】

ひとつの商品開発をやり終えた長谷川は、成功の法則に基づき現在も精力的に動いている。

METAPHYS(株式会社ハーズ実験デザイン研究所:村田智明氏)のパートナー企業としてコラボレーションを実現。
業界として初のエコマーク【グリーン購入推奨商品:ハセガワエコシリーズ ・脚立・踏み台・作業台】を取得。
●ご当地キューピーとして、脚立キューピー(非売品)を制作。

50周年という節目の年も超えた長谷川工業はロゴマーク一新、ひらがなからアルファベットにした。
コーポレートアイデンティティ(Corporate Identity 略称:CI)は、
単純な見た目だけのヴィジュアル・アイディンティティー(VI・ロゴ)ではなく、
マインド・アイデンティティ(MI・意識改革)や
ビヘイビアル・アイデンティティ(BI・行動変容)
が狙いだろう。

挑人、長谷川の興味と好奇心は尽きることがない。
長谷川の今後の夢は、
「ブランド力を強化し、世界へ向けて発信していきたい」
ロゴマークの一新も海外戦略の第一歩である。
「ヨーロッパ・アメリカ・アジア…どの地域が合うか判断していく」

さらに「日本文化(禅や作法など)を表現できるような脚立などの開発をしたい」と語る長谷川。

市場開発・製品開発にも積極的だ。
コラボレーションも意欲的に取り組む。

【Hasegawaブランド】が世界中で見られる日も近い。
世界を又に駆けた事業展開を行っていく長谷川。
たかが脚立・されど脚立~アイデアは止まらない!
話題の「脚立キューピー」レアもの。
カメラマン中村敏夫さん
CROCO(クロコ)ユーザーでもあります。
今回は、長谷川工業さんに取材させて頂きました。

長谷川工業は創業50年の脚立メーカーです。
そんな脚立メーカーの老舗がブランド力を上げるための取り組みをされているのです。
脚立は高いところのものを取るためのもので、使うと倉庫の奥へ直されるものでした。

それを空間にマッチしたものとして発売されていました。

「マーケティングとは、顧客の創造である」といわれますが、本当に新しい市場を創造しているところが、すごい!
とても、勉強になりました。

そして意外性をつかれた、「キューピー+脚立!!」

これは、マニアックなキューピーファンにはたまらない代物でした。しかも、脚立を買うともれなくもらえたみたいです。今はもうもらえないですけど。今度は、「CROCO(クロコ)キューピー」もCROCOを買ったお客様へもれなくプレゼント!

もうひとつ特筆すべきは、ホームページ上にあるユーザーレポート
お客様の声がストレートに出ています。

一人一人のお客様を大切にされていると思います。

これからも頑張ってください。
本当にありがとうございました。

すべてのプロフェッショナルへ、魅せるブラック。ご購入はこちら… 
会社名長谷川工業株式会社
URLhttp://www.hasegawa-kogyo.co.jp/
設立1963/6/1
代表者長谷川義幸
資本金4億6750万円
商品分類その他 - その他
従業員数215 名
事業所大阪府福島区海老江7丁目23-4
お問い合わせ先マーケティング本部 : 長谷川 義高
お問い合わせ電話番号06-6458-6591
お問い合わせ FAX 番号06-6458-6598
経営理念
【社是】
1. 創意:現状に満足せず常に新しいことに挑戦する心
2. 誠意:まごころを持ってお客様に満足を与える奉仕の心
3. 熱意:会社を高め自分をも高めていくゆるぎない情熱の心
【経営理念】
私達は常に創意、誠意、熱意を持って事に当たる。
時代の要求する高品質、高付加価値の安全製品を通じて
共存共栄を計り広く社会に貢献する。
社内にあっては社風の向上、生産性の向上をもって社員の生活の安定向上を計る。
主な事業
【商品分類】
■総合仮設機器
【主要製品】
●総合仮設機器
●家庭用作業用品
●イベント機材
●自動車用品
●園芸用品
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