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試作・モックアップ・ワーキングモデル・デザインモデル : 井上模型製作所
最終更新日 2010/08/10
素材加工(樹脂・アルミ)を極めた技術-5軸加工技術
これらの商品がみなさんの身近なところで、使われているパーツになっています。
これはどこで使われていると思いますか?
魚釣りをするときに使う、ブラックバスのルアーです。
みなさんはワーキングモデル・デザインモデルというのをご存じでしょうか?
それは、家電、精密機器、自動車部品といった新商品が出来上がるまでの
商品設計図面を、形にしたものです。

例えば、新しい炊飯器を作る時、すぐに商品を量産するのではありません。
本当にその設計が商品として成り立つかというものの試作品を作り、
量産に至るまでのプロセスを、私たちはお手伝いしています。

【特徴】
10μm以上の精度が必要とされる場合、加工技術のほかにも
安定した作業環境が必要となります。私たちは全てのマシンニングセンタを
恒温室で管理しています。
そのため、24時間365日、時間帯、季節によっての誤差を生みません。

短納期
私たちは、パレットチェンジャー等を設備し、24時間体制の製品作りに
努めております。
夜間運転を上手く利用することによって、飛躍的に短納期対策が可能に成りました。

5軸加工
5軸加工機の運用するオペレーターの技術不足をカバーするため、
育成に力をいれています。現在、5軸加工の熟練スタッフを数多く有しています。

アルミ三次元加工
私たちは、樹脂モデル加工として元々出発しました。
そのため3次元面張り能力には自信があります。形状が難しくて3次元データーが作れない、
加工ができない“複雑形状”こそ、私たちの得意分野です。

3次元CADと5軸加工の融合を可能にし、様々な形状のワークに対応。

明日世に出るかもしれない新しい商品づくりに、私たちの技術が生きています。

複雑形状はお任せ!試作品・モックアップのパートナー
常務取締役
1972年1月6日生まれ。学生時代は電気系のことを学び、2002年に現職へ就いた。“考えるより、まず行動”を大切にしている。それは勉強会への参加、外部との情報交換を積極的にする営業スタイルに繋がっている。
1971年の創業以来、樹脂加工をはじめとした数多くのワーキングモデル・デザインモデルを作成してきた。
各企業の設計者の人たちが出した案を、商品開発の第一段階として図面を形にしたものが
ワーキングモデル、いわゆる試作品のことである。

品質の良さが大手メーカーとの信頼を作りあげ、大量ではないが安定した形で売り上げを伸ばしていた。
そんな中、1998年【光造形】という機械による樹脂加工技術が生まれた。

機械に頼るというのではなく、“木彫り”のイメージのように、人の手による加工技術を重視する井上の父の思い。
それに対して、【光造形】技術というのはボタンひとつで、形が出来上がる。

機械による、短納期、低コストに対抗するべく、
技術力を支える、人材の育成に力を入れた新たな挑戦が始まった。
【人材=資産。精密さを生み出す技術力】
井上模型製作所は、製品開発には欠かせないワーキングモデル、いわゆる試作品の製作を手掛けていた。

製品化させるかどうかといった重要な試作品だからこそ、求められるのは100分の1ミリ単位での精密さである。
髪の毛の細さ、100分の7ミリに比べると精密さが際立つ。

これらを支える井上模型の技術の柱。それは紛れもない“人材”である。

「まずは自分たちでできないか挑戦してみる。出来ない、といって諦めていては技術者として進歩しない。」

根っからの技術者である井上の父の姿勢は、今の井上模型製作所のノウハウとして生きている。
“まずはチャレンジする”
挑戦することが技術力を磨きあげ、大手家電メーカーをはじめとした人々の、信頼を勝ち得る要因にもなっていた。
【新技術の登場】
新商品というのは、メーカー側としても人々のニーズに対応するため随時発売されるため、
大量注文ではないにせよ、コンスタントに売り上げを伸ばしていた。
大手メーカーの信頼があったゆえ、安定した経営を続けていくのだった。

しかし、1998年。彼らを震撼させる出来事が起こった。
それは、“光造形技術”の誕生である。
液状の紫外線硬化樹脂に光造形装置のレーザーを当てる。
すると、樹脂が硬化し、入力した3D のデーターが精密な形になる、という技術である。
光造形技術は電子レンジのように、ボタン一つで次の日には製品になるのだった。

短期間でできる【光造形】技術。
この技術の進歩は、“手彫り”で手間ひまかけて製品を作り上げている
井上たちの脅威となったのだった。

年々、光造形の技術も高まり、大手メーカーにも認めれるにつれて、広まりをみせていった。
それに伴い大手メーカーからの仕事も減っていったのだった。
【ピンチをチャンスに。強みの再認識】
「自分たちが勝負できるフィールド…それは技術力である。」

確かに【光造形】技術の向上にもそれを支える、技術者の努力がある。

井上たちは考えた。
機械にはできない、品質の安定向上を支えるのは、やはり技術者による技術力だと。
手間と人件費のかかる作業を敬遠するのではなく、逆に他社との差別化要因として磨いていったのだった。

「安かろう、悪かろうではない。模型、精密機器としての品質向上を考えること。
これが誠実なものづくりへは譲れないことだ。」

樹脂加工を基本とし、アルミなどの金属の切削へと対応できる素材の幅を広げた。
対応の幅を広げることは、商品ニーズ、顧客ニーズに対応できるためであった。

まさに、新技術がもたらしたピンチをチャンスに変えた瞬間だった。
【リピーターを獲得する高い技術力】
技術者の技術力を支えるうえで、井上は今“人材の育成”に力を注いでいる。

一つの製品を作りあげる過程において、3DCADに落とし込む人。
それを実際に機械を使って、製品にする人。
分業をすると、作業効率が上がることは確かではあるが、井上たちは
【オールマイティー】な技術者を育てることを重視した。

つまり、最初から最後まですべての工程を一人で行う、という体制である。

2003年には、難形状や短納期に対応すべく“5軸加工機”を導入した。
「機械の性能を生かしきる。それを支える技術力を高めなければ。」
機械の性能を最大限に生かす。
‘オペレーター技術’といわれる、機械を扱う技術力の向上を磨くことで
より多くのニーズに対応する体制を整えていった。

【人】の成長を重視した体制は、オペレーター技術の向上にも繋がったのである。

“精度を求めるお客さんの声を、製品にする”
人材を磨くこと。それは、技術水準を高めると同時に、
現在多くのリピーターを生む信頼へと繋がっていっているのだった。
【新たなる販路開拓へ】
そして井上は技術を磨くことに徹底し、柱を基礎を作りあげた今、新たな販路開拓に力を注いでいる。

その一つとして、井上は展示会への参加に加え、異業種の人々との関わりを積極的に行っている。

「展示会に出展することで、多くの人に出会い、その分情報が入ってくる。
井の中のかわずではなく、知ることも必要だ。」と、井上は語った。

自分たちのできる技術、こだわりを開示を積極的に行うようになり、
今までに関わりのなかった宇宙関連の人々からも、声が掛るようになった

それを可能にしているのは、ライバル企業が少なくなるまでの技術追及があったからだろう。

技術を支える技術者の育成と共に、外部への発信に力を注ぐ井上の挑戦は始まったばかりであった
現在、自動車部品から、航空機、宇宙開発用の部品まで、幅広い分野の製品を作っている。

1999年に完成した大阪の北工場には、機械室の中に別室のプログラミング室を搭載している。一日中機械作業だけではなく、静かな環境も取り入れることで、技術者のモチベーション向上に繋げている。

大手メーカーが抱えている“納期対応”という課題を、一人一人の技術者の効率を上げることでクリアしていくつもりだ。

井上模型ファンを作るべく、今後も高水準の技術追求を今後も続けていくつもりである。
“模型”が新商品に繋がっている。
敵を知り、己を知らば百戦危うからず
技術者の人たちが、CADを使った作業などを
しておられる「プログラミング室」です。
これが5軸加工機です。
この設備を使いこなすための技術者育成に
力を注いでいます。
“人材は資産である”
この言葉の大切さが、今回お伺いした井上模型製作所さんの社屋、そして井上さんの謙虚さから感じ取ることができました。

写真にもある、このプログラミング室の外には、5軸加工や3軸加工の機械が並んであります。
しかし、この中はというと…大変静かで、別の場所にいるような居心地の良さでした。

一日中機械の音を聞いているだけでなく、社員の人一人一人が自分の効率を考え仕事できる環境が整備されていました。

また、社屋には何だか楽しげな音楽も聞こえてきました。
自分たちが働きやすいように職場も変化していく。

その変化が、社員の人の気持ちのモチベーション、そして製品に繋がっていくのではないでしょうか。

“一製品に対して一人が対応する”という、この一貫性は技術者の方のモチベーション向上にもなっているそうです。

それは、仕事、製品に対して妥協を行えない、仕事に対しての責任感。
そして、自らが一から作り上げる達成感を、社員の人々に与えるからだと思いました。

分業制にすることでの利点も確かにあります。
しかし、自分たちの強みは紛れもなく“人が作りだす、技術力だ”と、
自社自身のことをよく理解されているからこそ
作り上げられた、環境だと思います。

【まずは自分たち自身を知ること】
それが、他社とは違う強みになっていくということを実感できました。





会社名株式会社井上模型製作所
URLhttp://www.inouemokei.co.jp/
設立1971/11/1
代表者井上和宣
資本金1000万円
商品分類機器 - 精密機械
従業員数21 名
事業所大阪府大阪市北区池田町1番43号
お問い合わせ先常務取締役 : 井上 佳宣
お問い合わせ電話番号06-6351-9228
お問い合わせ FAX 番号06-6352-9558
経営理念
一、私たちは優れた試作品を作り社会に貢献します。
一、私たちは株式会社井上模型製作所に関わる全ての人に正義の心と誠意を持って対応します。
一、私たちは個人個人を大切にして切磋琢磨することでより良い環境を作ります。
主な事業
・工業製品の樹脂およびアルミ外装用デザインモデルおよびワーキングモデル
・内装部品樹脂および金属の切削加工品
・小ロット用小型樹脂製品の簡易金型の製作および成型品
ユーザー名 :
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