/挑人/

武内容器

武内 清治
/Seiji Takeuchi/

化粧品容器COSMO(コスモ)シリーズ : 武内容器 /Profile/
昭和43年2月 容器包材の専門商社として創業。 レギュラーコーヒー用シングルシェル缶を開発、水中カメラケースを開発、医療器具・赤ちゃんの鼻水吸引器を開発など容器の付加価値向上を常に考える。

開発商品

化粧品容器COSMO(コスモ)シリーズ

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STORY
/挑人ストーリー/

気密性を追求する容器開発

課題
武内は創業以来、常に考えている。今まで開発したアイデア商品は数多い。ヒット商品としては、レギュラーコーヒー用シングルシェル缶を開発、水中カメラケースを開発、医療器具・赤ちゃんの鼻水吸引器を開発などだ。一見、何も関係がないようにみえるが、『容器の気密性を常に考えている。』

Chapter1

【Case1:レンズ付きフィルム用防水ケース】

海で使い捨てカメラを使ったことはありませんか???

マリンスポーツが盛んな現在、水中カメラがあれば・・・という発想が、レンズ付きフィルム用防水ケースがフィルムが誕生。
武内容器の気密性技術が各所に施されています。

武内が語る。『まずはアイデア、日常的に考えている。』

ヒットは長く続く。12年間で、1000万台以上のロングセラーとなった。
実際にプールで発案した事例だった。
(P.A.T多数取得) 平成元年3月

Chapter2

【Case2:ママ 鼻水トッテ】

耳鼻科医のつぶやきをヒントに、開発された当社のヒット商品。
育児方法やライフスタイルの変化に即した商品として注目されています。
今では、なんと年間40万個販売。

【ママ鼻水トッテ】(丹平製薬株式会社様から発売されています。)

赤ちゃんの鼻水、鼻づまりをスッキリ解消!鼻吸い器「ママ鼻水トッテ」
 □ 口元で吸引力の調節ができる鼻吸い器なので、やさしく奥の鼻水まで確実に取れます。
 □ ダブルチューブ方式なので、お子さまを寝かせた姿勢で使用しても、吸った鼻水がママの口に入りません。
 □ 吸った鼻水はボトルにたまるので、お子さまの鼻腔内に逆流しません。
 □ 鼻に当たる部分が丸型で奥まで入らないので、お子さまが動いても鼻の粘膜を傷つけず、安心して使用できます。
 □ ボトルが透明なので、お子さまの鼻水の状態や量が確認できます。
 □ ノーズピースとマウスピースは体に安心な「抗菌剤入り」なので、衛生的です。
 □ 赤ちゃん(新生児)から大人まで使用できます。

医療器具・赤ちゃんの鼻水吸引器を開発(P.A.T取得)
平成5年8月

Chapter3

【Case3:容器として後で利用できるなブリスターケース】

展示可能なブリスターケースです。開封ワンタッチでそのまま保存ケースとして、使用が可能です。
エコライフを追求した開発商品です。

対象としては、道具箱などに入っている釘やねじを収納するケースとして重宝されるのではと考え開発。

現在、『こころ、からだ、きれいに。』のせんねん灸さまにも採用されています。
お灸が開封後もばらばらにならないと喜んでいただいています。

Chapter4

【必読。武内流、開発のコツ】

数々の商品開発を実現させている武内は静かに語りだした。

『まず、目的意識をきっちりと持つこと。そうすれば、常に考えるようになる。

次に、机の上では、ひらめきはでないことを知ること。集中していればOKで、できれば仕事を離れた空間がいい。
昔からアイデアは【雪隠(トイレ)・鞍上(あんじょう・馬の上)・夢の中】といわれる。

最後に自分の思いを、持続させること。そして、あきらめないことが何よりも重要だ。

あとは、市場を知ること。ニーズを取り入れるために、友人と交流すること。

クレームなどの経験もないと成長しない。
全ては実現するための試練だ。

挑人武内の話は全てに通じる。

Chapter5

【武内容器だからできる、COSMO(コスモ)シリーズ】

COSMO(コスモ)シリーズも同じ発想で“容器の気密性”を追求している。
汎用容器だか、スタイリッシュな外観で人気がある。価格が安いことも魅力の一部だろう。
シリーズ化を図っているが非常にお客様からの評判がいい。
平成14年1月、化粧品クリーム容器「COSMO」シリーズを発売開始。

/プロジェクトの今後/

武内は言う。
「開発は一人ではできない。アイデアがひらめいても、そこから不屈の精神がないとあきらめてしまう。」
「私の場合は、西浦君(写真上:西浦部長)が全ての開発でフォローしてくれたよ。」

アイデアが形になるとき。
必ず複数の人間が存在する。
そして、その“志”に賛同し、輪が大きくなる。

『これからも、日常生活の中でアンテナを張り巡らせ、 【容器の気密性を追求する】取組みを続けていく。』力強く語った。

/会社訪問/

〈写真左〉まさに、容器の百貨店。アイデアが浮かぶはず。
〈写真右〉極秘、シュリンク加工マニュアル。品質管理を徹底している。

まさに容器の百貨店。-化粧品・新商品開発担当者必見-

本社6階にあるパッケージングギャラリーは、常にオープンしています。
実は他社製の容器もありました。
武内社長曰く『うちはオープンですから。』本当に顧客志向だと思いました。
新商品開発担当者は、このパッケージングギャラリーにくれば商品イメージがわいてくると思います。基本的にいつでもオープンしているので、お電話をかけてすぐに足を運ばれたらいいのではと思います。

容器選定の場合・・・
■パッケージングギャラリー(地下鉄谷町線谷町6丁目下車)
〒542-0062
大阪市中央区上本町西1丁目1番6号
TEL:06(6191)6655(営業部代表)
FAX:06(6191)6662(営業部)

あと、特筆すべきは、エンドユーザーはもちろんのこと、容器メーカー・フィルムメーカー・商社・・・に大人気のシュリンク加工業務。マニュアルと検査体制がしっかりしているので、『武内さんにやってもらって助かっている!』という喜びの声が続出しているそうです。小ロットから対応可能とのことですので是非一度。

シュリンク加工の郵送先・・・
■東大阪ワークセンター
〒577-0006
大阪府東大阪市楠根3-2-3
TEL (06)6745-6803
FAX (06)6745-6873

Corporate Data/会社概要/

会社名武内容器株式会社
URLhttp://takeuchiyoki.co.jp/
設立1970/1/1
代表者武内清治
資本金1100万円
商品分類医療関連 - 化粧品・生活用品
従業員数30 名
事業所大阪府大阪府大阪市中央区上本町西1-1-6
お問い合わせ先武内 清治
お問い合わせ電話番号06-6191-6650
お問い合わせFAX番号06-6191-6662
経営理念容器のことなら何でもご相談を。トータル提案します。
●設計・制作、各種テスト。
●製品仕上げ・組み立て・二次加工。
●セットアップ・包装作業。
品質管理には万全を期しています!
主な事業化粧品・医薬品・食品等の包装容器 企画開発・製造・販売

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