鍵メーカーが挑む防災技術「ユレアク」
- WESTinx
動画の解説
大阪府寝屋川市で開催された市民大訓練。約8,000人が参加する大規模な訓練で注目を集めたのが「避難所鍵BOX」だった。地震の揺れで自動的に開錠し、避難所のカギとマニュアルを取り出せる仕組みだ。
この装置を開発したのは、1933年創業の老舗鍵メーカー、ウエストインクス。阪神淡路大震災や東日本大震災の波形を再現したテストを重ね、震度5弱以上の揺れで確実に作動することを実証した。製品は「ユレアク」と名付けられ、全国の自治体で導入が進んでいる。
能登半島地震で被災した地域でも設置が始まり、市民が安心して避難所に入れる環境づくりに貢献。鍵メーカーとして培った技術を防災の現場へ生かす。
会社概要
社名 | WESTinx |
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所在地 | 〒572-0077 大阪府寝屋川市点野3-18-3 |
業種 | 金物類製造業 |
設立 | 1933年10月 |
事業内容 | 「Agaho」シリーズをはじめとしたオリジナル製品、建築金物の製造・販売 |
URL | https://west-lock.co.jp/ |