動画の解説

インターネット通販の拡大により、宅配便の荷物量は年々増加。人手不足の中、いかに効率よく運ぶかが物流業界の課題となっている。

従来は小さな荷物も大きな箱に詰めることが多く、緩衝材の廃棄やトラック積載効率の低下を招いていた。
こうした状況に挑んだのが、大阪市のロック株式会社。高さ2cmという極薄の箱に自動で封をする装置を開発し、荷物に合わせた梱包を可能にした。

ロックはホッチキス分野で圧倒的シェアを誇る老舗メーカー。創業以来の“包む文化”へのこだわりから生まれた技術は、ゴミの削減や輸送コストの低減に直結する。

小さな技術が物流の常識を変えるかもしれない。ロック株式会社の挑戦、その裏側に迫る。