動画の解説

健康志向が高まるなか、各社が独自の乳酸菌を開発する中で、ユニークな発見が注目を集めている。プラセンタ原料のリーディングカンパニー・スノーデン株式会社と大学の共同研究によって、“胃から”見つかった乳酸菌「LJ88」だ。

従来、胃の中には乳酸菌はいないと考えられていたが、あえて胃液から探索するという発想でLJ88を発見。この乳酸菌は胃酸に強いだけでなく、胃酸分泌を促すホルモン「ガストリン」の濃度を下げ、胃酸の分泌自体を抑制するという新しい機能を持つことが明らかになった。しかも加熱などで菌が死滅した「殺菌乳酸菌」の状態でも同様の効果を発揮し、食品原料としても扱いやすいことから、注目が高まっている。

スノーデンは9年前から大学に社員を派遣し、研究を継続。自社だけで独占せず、原料として他企業にも供給し、社会全体の健康課題の解決に貢献していく考えだ。
常識を覆す“胃由来”の乳酸菌LJ88――現代人の胃の悩みや健康課題に、新たな可能性をもたらす期待が高まっている。