世の中にはなくてはならない接合化学を追求
- ナイス株式会社
動画の解説
日本のものづくりを支える基幹技術の一つが溶接だ。中でも異なる金属を高精度で接合する「特殊溶接」は難易度が高く、業界でも限られた企業しか担えない分野だ。その分野でトップクラスの技術力を誇るのが、1948年創業のナイス株式会社。戦後間もない時期から特殊溶接のノウハウを蓄積し、約70年にわたり顧客現場での不具合解析や課題解決を徹底してきた。
ナイスはもともと米国製溶接材料を扱う商社としてスタートし、1969年に製造・販売・施工を一貫する体制を確立。1984年には医療・半導体・原子力など高精度分野に進出し、MRI機器の極低温部品接合などにも技術を提供してきた。2000年代以降は中国・韓国にも拠点を展開し、グローバル化を加速している。
成長の背景には、溶接技術に対する社員一人ひとりの高い誇りと挑戦精神がある。入社後早い段階から設計・開発テーマを任され、現場の要望に応える共同開発も積極的に実施。目立たないが、まさに日本のものづくりを下支えする“縁の下の力持ち”として、世界へ技術を広げている。
会社概要
| 社名 | ナイス株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 〒660-0804 兵庫県尼崎市北大物町20-1 |
| 業種 | 産業機械(溶接・自動化) |
| 設立 | 1977年設立 |
| 事業内容 | 溶接・切断装置、産業用ロボットシステムの設計・製造・販売 |
| URL | https://neis-co.com/ |



