動画の解説

健康寿命への関心が高まるなか、厚生労働省は2014年に「睡眠12箇条」を発表し、心身の健康づくりにおける睡眠の重要性が注目されている。こうした流れを受け、東京・有楽町に東京西川が運営する「ねむりの相談所」がオープンした。医療機関以外で一般向けに睡眠コンサルティングを行うのは国内初となる。

眠りの相談所では、富士通と共同開発した「睡眠環境解析サービス」で、活動量計を用いた睡眠データの可視化を実施。睡眠時間や深さを分析し、生活習慣や寝具改善に役立てる。さらに体圧分布測定で、理想的な寝姿勢を科学的にサポートする仕組みも整えた。

今後は全国の販売店への展開を進め、眠りの相談所を増やす計画だ。医療行為ではなく生活改善に寄り添い、多くの人が質の高い眠りで健やかな毎日を送れる社会を目指す。