制震システムの標準化を目指して
- BXカネシン株式会社
動画の解説
2016年の熊本地震では震度7の揺れが2度観測され、新耐震基準の住宅にも倒壊・全壊被害が発生し、耐震性能への関心が高まった。建築基準法は「人命を守る」最低限の性能であり、継続使用には向かない点が指摘されている。そこで注目されるのが、揺れを吸収する制震技術だ。
第一工業大学と横浜国立大学、BXカネシンの共同開発により、耐震と制震を兼ね備えた「DIT制震筋かい金物」が誕生。高減衰ゴムで揺れを最大75%軽減し、従来より低コスト・設計自由度が高いのが特徴。精神機能を筋かい金物に組み込むことで、施工も容易になった。
この新製品は、倒壊を防ぎ避難を不要にする可能性を持つ。施工現場への負担を増やさず導入できるため、今後の普及が期待されている。
会社概要
| 社名 | BXカネシン株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 〒124-0022 東京都葛飾区奥戸4-19-12 |
| 業種 | 金物卸売業 |
| 設立 | 昭和40年7月 |
| 事業内容 | 木造建築用接合金物の開発販売 |
| URL | https://www.kaneshin.co.jp/ |



