農業分野のロングセラー商品 現場の声から開発「たばねら」
- ニチバン株式会社
動画の解説
静岡県磐田市のJA遠州中央では、ネギの出荷に結束テープ「ハバネラ」が活躍している。濡れた野菜でもテープ同士はしっかり接着し、野菜には付かない特殊構造で、産地名やバーコードも印字できるため流通にも欠かせない。
「ハバネラ」は1978年、セロテープで知られるニチバンが農業分野へ挑戦して誕生した。濡れたほうれん草を束ねたいという生産者の声をきっかけに、現場観察と同時開発で“合掌貼り”という独自技術を確立。作業効率と品質を両立し、今では40年以上愛される定番商品となった。
テープは野菜が美味しそうに見える紫色を採用。近年は結束機とのセット展開など、生産現場に寄り添った製品開発を進めている。今後も生産者とともに、100年愛される製品を目指していく。
会社概要
| 社名 | ニチバン株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都文京区関口2丁目3番3号 |
| 業種 | 化学(粘着製品) |
| 設立 | 1918年(大正7年) |
| 事業内容 | 粘着テープ・医療用テープ等 |
| URL | https://www.nichiban.co.jp |



