動画の解説

岡県直方市に本社を構える株式会社狩野は、1926年創業。電力・焼却・鉄鋼といった各種プラント向けの設備や水中ポンプ部品などを製造し、顧客ごとの用途や環境に応じた最適なオーダーメイド提案で高い信頼を築いてきた。

耐摩耗性・耐熱性・耐衝撃性・耐食性など、多様な特性を組み合わせた素材選定と加工技術を駆使し、プラントの厳しい使用条件にも対応。2019年には鋳造能力を4倍に拡張した新工場を建設し、自動倉庫やマシニングセンターなどを導入して、提案から製造まで一貫した生産体制を整備した。

さらに、図面のない部品の製造にも応えるため、三次元測定機によるスキャンと設計を組み合わせたリバースエンジニアリングを導入。国内外の需要を見据え、コンサルティングと製造の両面から耐久性の高い製品を提供し続ける、技術と提案力の挑戦に迫る。