設備工事で100年以上の実績 ICTの活用で働き方改革に挑む
- ダイダン株式会社
動画の解説
建設現場の生産性向上を目的に、国土交通省が2016年に導入した「i-Construction」。ICT技術を活用するこの新基準に、設備工事の老舗・ダイダン株式会社も積極的に取り組んでいる。1903年の設立以来、電気・空調・給排水設備の施工を通じて快適な建物環境を支えてきた同社は、働き方改革と技術革新を両輪に現場の変革を進めている。
スマートグラスによる遠隔支援や、タブレット端末と測定器の連携による記録業務の効率化など、施工現場には最新のICTが導入されている。さらに2020年には3Dスキャナーと点群ソフトを活用し、45日かかっていた図面作成を半分以下に短縮。MR(複合現実)技術で施工図を現地に投影し、完成イメージの共有も容易にした。
今後は現場の自動化や作業負担の軽減を進め、BIMやVRとの連携によってさらなる効率化と品質向上を目指すダイダン。テクノロジーを駆使し、建設業界の社会課題に挑む姿に迫る。
会社概要
| 社名 | ダイダン株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 〒550-8520 大阪市西区江戸堀1丁目9番25号 |
| 業種 | 一般管工事業 |
| 設立 | 1933年(昭和 8年)10月10日 |
| 事業内容 | 電気工事、空調工事、水道衛生工事、消防施設工事 |
| URL | https://www.daidan.co.jp/ |



