ものづくりの現場で、製品を支えるVフック。製品の中にはなくても、製造現場になくてはならない存在。
実際に、Vフックが使用されている様子。鮮やかなオレンジは安全も確認しやすいカラーリング。
2010年 夏のある日、さんさんと太陽が照りつける中、大洋製器工業の営業マンが、ある企業を訪問した。
「御社では、自動車の部品生産の機械を製作されていますが、機械吊り上げの作業時にバランスをとるのに苦労されたり、吊り上げている間にフックから外れたら…と恐ろしく思われたりしたことはありませんか?」
「よく分かったね!結構、重量のある機械だから、吊り上げには気を使うよ!」
どんな業界でも、必ず存在するのが、「吊る」・「固縛(とめ)る」・「運ぶ」作業。
その中で、「吊る」作業に使われる頻度の高いのが重量フック。
重量フックは、製造、搬出、輸送過程で、安全な作業を担っています。
しかし、環付フックであるこの重量フック、利便性は良いのですが…、
・無負荷状態のときにワイヤロープが立ちあがって外れる
・フックの先端が外れ止め金具より外側にあり、他のものに引っかかるという欠点もあります。
そこで、お客様が抱えるこのような問題を解決するために、7つのSafetyを備えた【Vフック】を開発しました!
※※※7つのSafety※※※
Safety1:アイ部断面のRを大きくし、ワイヤロープに与えるダメージを軽減
Safety2:セーフティラッチと本体の突起部をなくして引掛かり防止
Safety3:セーフティラッチとフックの先端をフラットにしてロープの立ちによる外れを防止
Safety4:アイ部は、シンブルやカップリングも取り付けしやすい形状
Safety5:従来型のフックよりフトコロを大きく、サイズアップ
Safety6:ヨーロッパ規格(=EN規格)に適合した横荷重・内側からの荷重に強いセーフティラッチ
Safety7:廃棄の目安はセーフティラッチがフックの先端を乗り越えたときセーフティラッチの交換は、ピンを抜いて簡単にできます
Vフックとセーフティラッチの安全は各種の強度試験で確認されています!
実際にご使用いただいたお客様からもご好評いただき、さまざまなサイズも展開!
「吊る・固縛(とめ)る・運ぶ」のトータル提案が大洋製器工業の強み。
「吊る」現場に、ぜひ【Vフック】をお試しください!